自省録 ~統合失調症の治し方~

統合失調症と闘う一人の男の自省録。

高校時代の特異な友人

友人というより知り合いだが、Fくんは同じクラスで東大に行った2人のうち一人で、学年トップの成績だった。

敵を作らないタイプの性格で、ある種のカリスマ的な魅力をもった人だった。

私にも愛想よく挨拶をしたりしてくれる人で、非常に好印象だった。

入学して最初の定期テストで、クラスの真ん中ぐらいの成績だったことが悔しかったらしく、それをバネにして成りあがったらしい。

プライドは高いほうなのだろう。中学のときは生徒会長をしていたという話だ。

大学を出た後は政府系の金融機関に就職したらしい。順調に出世コースを歩んでいて少し羨ましい。憧れる。今も元気にしているだろうか。