嫌なことを吐き出して、やりたいこと、やるべきことを見つけて楽になりたい
退院して146日。後期授業開始まで100日。
朝8時半に起きたが、「死にたい」と何度も言って母に迷惑をかけてしまった。
でもデイケアに通うのは良いことのようだ。母に休んだらと勧められたが結局行った。
近所の自販機で缶コーヒーを買って飲んだからかテンションが上がっている。
いや、コーヒーが原因ではないことを願っているが。
なんとかして気持ちよく早起きをしたい。袋小路にいる気分を味わうことなく意欲的にためになることをしていたい。
将来に希望を持てないことが朝の気分の悪さの原因であると思う。
便秘にも困っている。5日に一回くらいしか出ないのでだいぶ便が腸にたまっているのではと心配だ。
目が覚めたときなにを思って嫌な気分になっていただろうか。
自分の容姿のこともあるだろう。手入れを怠った眉毛とか、濃い髭とか、軟膏による顔のテカりとか、うねる髪の毛とかが気になる。
今までの人生何もしてこなかったのではないかと憂鬱な気持ちになっていることも大きい。
脳腫瘍を患ってからは何かしら努力をしていたという自覚があったのだが、最近は今まで何も考えずにたいした努力もしないで、嫌なことがあるとすぐ投げ出すことの連続だったのではないかと考え始めている。
自分に取り柄はないのだろうか。
楽器の演奏はどうだろうか。
演奏で人を感動させる一種の才能はあるかもしれない。
でも周りの人は当然理解しないだろう、逆の立場だったら自分でもそう思うだろう。
フルートを点検に出して、劇的に吹きやすくなったりしないだろうか。
そうなったらプロを目指して独学でフルートの練習に明け暮れるかもしれないのに。
まあそれは非現実的なことなのだろう、いやどうかな。
結局、日能研で宿題をやりたくない一心で塾を辞めたいとわめいていた小学生の頃から進歩していないのかなとか思ったりする。
部活の仕事がキツいから大学をやめたいとか言い出す自分はどれだけ大人になれているのだろうかと。
打開策を考えよう。朝ちゃんと起きて、惨めな思いをしないですむ方法を。
今日ウェブを検索して見つけた方法に、「朝好きなことをする計画を立てる」という方法があったのでできるかやってみようと思う。
あとは昼寝をしないことと、睡眠前の習慣を改善するのも大事だろう。寝つきが悪いので。
音楽を聴いていると、部活で演奏しているときの何とも言えない高揚感を思い出す。
ステージで味わったあの素晴らしい感覚を忘れられない。
やはり自分は音楽に向いているのではないか。
将来はどうしよう。
とりあえず大学は卒業したい。
赤本のバイトもやってみたい。
大学受験の学問を自分なりに極めたい。
そして音楽をしているときの、あの感覚を味わっていたい。
明日は目覚ましで起きられるだろうか。起きられればいいな。
自分の所作がトロいのも気になる。スムーズにスポーティに動けている人を見ると羨ましくなる。自分もああなれないだろうか。病状が良くなったらそういうところも改善されないかと夢のようなことを考えている。